禁煙を志す上で障壁となるのは、恐怖です。恐怖にはいろいろとありますが、必要があって喫煙していたのですから、それがなくなってしまうという恐怖です。リラックスできないとか、休憩できない等です。もうひとつの恐怖は禁断症状に対しての恐怖です。禁煙すると頭がおかしくなってしまうのではないかといったものです。しかしそのようなことはおこりません。禁煙によって思考が支離滅裂になった人を私は知りません。それと大切なのは、喫煙者は毎日禁煙に成功しているということです。その時間はどこかというと睡眠の時です。８時間睡眠の方は毎日８時間成功しているのです。朝起きたときに頭がおかしくなった人などいるでしょうか。しかもタバコの場合は強い禁断症状がないため、ぐっすり眠ることができます。身体的禁断症状はとるにたらないということを毎日のように証明しています。しかし起床すると吸いたくなります。ちょっとしたイライラとそれを解消したいためです。禁煙への成功は禁断症状はとるにたらないもの、また毎日禁煙に成功していることを認識することで、禁煙に対する恐怖感を低下させていくことが大切です。

E-Lifeカウンセリングセンター