禁煙
禁煙メリットを書き込んでみる
日記を書く習慣はあるでしょうか。日記を書くことは今の出来事を将来のために記憶に留めておくという点で、とても有効なやり方だと思っています。依存症はメンタルの状態やおかれた環境が非常に大きく左右するものです。薬物使用で服役中の受刑者は薬物を使用したいという気持ちは起こらたかったということをよく聞く機会がありました。服役中は薬物が手に入る環境でもなく、規則正しい生活をしているので、薬物への渇望は生じにくいのです。これによって受刑者は薬物依存が治ったと理解してしまうのです。しかし出所が近づいてくると薬の購入のことで頭がいっぱいになり、出所するとすぐに買いにいってしまいます。タバコも同様のことが起こります。絶対にやめると決心しながら、時間の経過とともにストレスがかかり、その決意は優先順位の低いものとなってしまいます。そこで禁煙を決意したときの意識を優先順位の1位にするために、決意したときに記載した内容を確認することをおすすめしています。記載した内容をみて、メリットを確認してみてください。数日禁煙させているようであればそのメリットを実感することにもなりますし、将来的な展望を記載されているようであれば、その目標に近づいているかを確認する上でも意味のあることでしょう。また言語は「目次」としての機能を果たします。身体感覚や気分を意識化するための目次となります。目次が意識化されれば切り換えの行動を取ることが容易にできるようになります。