ブログBlog

ブログ | E-Life カウンセリングセンター

禁煙

喫煙・お金・時間

タバコによるお金や時間のことで計算してみたことはあるでしょうか。少し計算をしてみましょう。日本で人気の高い銘柄セブンスターの金額が現在510円です。

1日1箱として、510円×365日=186,150円です。1年でタバコだけでこれだけの出費となります。計算を簡単にしたいので、ライター、交通費、喉が渇くので多少の飲料費を含めて年間20万円の出費とします。20歳から吸い始めるとします。実際には20歳以下の場合が多いのですがこれについてはカウントしません。喫煙者の平均寿命は10年短いと考えられますので、男性の平均寿命の80歳から10年引いて、70歳まで生きたとします。そうすると計算としては20万×50年=1千万円ということになります。これに治療費や保険料の割引などは入っていません。1千万円が灰と発がん性物質を含んだ汚物にまみれた身体に変化することになります。

時間はどうでしょうか。1本吸うのに10分を費やしたとします。1年に吸う本数は20本×365日=7,300本となります。これに10分をかけますので、73,000分となります。日数になおすと約50日となります。1年のうちタバコのために50日分を失ってしまいます。しかもこれは購入のために費やしている時間などは含めていません。これを50年続けるとすると2,500日になります。これは約6.8年分に相当します。もともとの計算で喫煙者の寿命は10年短いという設定にしたので、これに約7年を足すと17年となります。タバコによって1千万円を失い、タバコによって人生の17年分を失ってしまうのです。しかもこれだけ失って得られるものは不健康と社会の否定的評価。まったくもって割にあわないのです。