QTA-30心理検査のご案内
近年の学校現場において、体調不良を訴える、あるいは、心の問題を疑われる児童・生徒が少なくありません。しかし、どの子どもにどのような支援を行ったらよいのか、悩ましい問題です。支援を必要とする子どもを早期に発見し、適切な対応を行うことができれば、子どもは心身の健康を速やかに取り戻すことができると考えられます。QTA30 は、学校現場において心身の問題を持つ子どもを早期に発見し、早期に必要な支援を行うことを目的に、心身のトリアージツールとして開発されました。また、医療機関においては心身の健康度を診断するアセスメントツールです。
QTA30 は、子どもの心身の健康度を評価する質問票として大規模調査の科学的分析に基づき作成され、信頼性、精度とも高く、明確なカットオフ値が設定され、しかも子どもが約3分で回答できる平易な評価方法であり、スクリーニングテストとして、また経時的な評価法として極めて有用です。対象年齢は小学校4年生~高校1年生。