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禁煙

禁煙セラピー 記憶と渇望

依存症全般に言えることですが、渇望がないときには、特に問題はないのですが、何等かのきっかけによって渇望が生じます。するとこれに関連する過去の記憶が呼び覚まされてしまって、渇望がさらに強まります。そこで何とかしようと思いますが、さらに渇望が強まってしまうのが、依存症治療の難しいところです。結局のところ、この渇望状態では思考は妥協ラインを探るようになります。タバコの場合は、1本くらいは大丈夫だろうと考えてしまいます。再発の1本は最初の1本と同じようにくらくらすることもありますが、心地よさも強く感じます。ダイエット時のスイーツのようなものです。これによってその後は1本では済まなくなるのがおおよそのパターンです。禁煙しにくい方には渇望が起こりやすい方もいますが、過去の記憶と喫煙が密接に結びついている場合は、喫煙の良さが想起されやすいため、禁煙を難しくさせます。禁煙セラピーは喫煙のメリットを攻略していくのが他にはない方法論といえます。