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フラッシュテクニックのPEF(ポジティブな体験の焦点化)の選択について

フラッシュテクニックを行う際には、クライアントが自然に気持ちを前向きにできる「ポジティブで活性化する焦点(PEF)」を選ぶことが大切です。
PEF
は、安心感や喜び、ワクワク感などをもたらす経験やイメージが理想的です。具体的には、楽しかった旅行の思い出、好きなペットと過ごした時間、趣味に没頭しているときの感覚など、心がほっと緩み、エネルギーが湧くようなものが向いています。五感を使ってその場面を思い出し、色や音、匂い、体の感覚まで細かくイメージできることがポイントです。

もしPEFがうまく働かない場合は、いくつかの工夫が有効です。

  • 焦点を変える:同じ出来事でも別のシーンに切り替えたり、全く別のポジティブな記憶を試してみる。
  • 感覚を強化する:頭の中の映像をより鮮やかにしたり、音や香りなど感覚情報を足してみる。
  • 短時間のリソース構築:安心できる人物や場所をイメージし、その感覚を十分に感じてからPEFに移る。
  • 強度を下げた記憶を選ぶ:感情が強すぎると集中が難しくなるため、より軽やかな出来事を選ぶ。

PEFはあくまで「脳と心を安心で満たすための土台」です。しっくりこないときは、焦らず試行錯誤しながら、自分に合う焦点を見つけていくことが大切です。

PEF(ポジティブで活性化する焦点)に取り組んでも、うまく気分が上がらないことがあります。そんなときは、無理に「これでいく」と決めつけず、柔らかく方向を変えてみることが大切です。

たとえば──

  • 別の場面に切り替える:同じ思い出でも、より穏やかな場面や心地よさが強い瞬間に変えてみる。
  • 感覚を足す:映像だけでなく、音や匂い、肌に触れる感覚まで思い出に加えてみる。
  • 今の安心感から入る:好きな飲み物の香りや、座っている椅子の感触など、今ここにある心地よさを土台にしてから取り組む。
  • 軽やかな記憶を選ぶ:強い感情が伴う思い出よりも、ちょっとした嬉しさや微笑ましい出来事のほうが入りやすいこともある。

PEFは「心を少しずつほぐす入り口」なので、合わないと感じたら立ち止まり、別の扉を探すくらいの気持ちで続けるのがコツです。

 

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