カウンセリング内容・お申込み方法

カウンセリング内容・お申込み方法 | 心の傷を癒す新しい選択肢。オンラインで手軽に。EMDRとフラッシュテクニック ソマティックエクスペリエンシング

お申し込みから
初回面接までの流れ

  1. step1 お申し込み

    【お問い合わせ・申込み】ページのフォームからご希望の内容を選択して送信ください。原則、無料相談からお申し込みください。ご連絡後、予約URLをメールよりご連絡いたします。

  2. step2 初回面談

    10分程度の無料相談をTEAMSで実施致します。予約URLを送付しますので、ご希望の日時を予約ください。実施後にカウンセリグをご希望の際には予約URLよりあらためてご予約ください。同意書、料金、振込先をご連絡致します。同意書への署名および入金により実施となります。

  3. step3 2回目以降

    継続で面接を希望される場合は予約URLよりご希望の日程についてご予約ください。

     

無料相談

 まずは無料相談をご利用ください。無料相談については匿名でお申し込みいただいても構いません。氏名についても特定されないような氏名に変更していただければと思います。オンラインではビデオについてはオフにしていただくことも可能ですので、その旨お伝えください。無料相談後にご希望のカウンセリングがございましたら、再度ご予約ください。

EMDR

EMDR(Eye Movement Desensitization and Reprocessing:眼球運動による脱感作と再処理法)は、PTSD(心的外傷後ストレス障害)に対して、エビデンスのある心理療法です。この治療アプローチでは、主に眼球運動によって苦痛な記憶からストレスを減じたり、除いたりし、自己の見方が改善し、身体的苦痛から解放を目指します。EMDRの実施のするかにあたっては最初(インテーク)の面接での情報や心理テスト等を確認させた上で実施の可否をさせていただいております。禁忌についてはこちらを参考ください。眼球を左右に移動しますので、スマートフォンではなく、大きめのPC画面を推奨しています。

フラッシュテクニック

 「フラッシュテクニック」に効果的な手法で、短時間で安全に辛い記憶を処理することを目的とした心理療法技術です。この技法は、感情的負担を軽減しながら、過去の記憶を統合することが可能です。特に、EMDR(眼球運動による脱感作と再処理)のセッションにおいて使用されることが多く、クライアントが安心してセッションを進められる特徴があります(ZOOMもしくはTEAMSにて実施)。具体的にはターゲットとなる記憶(具体的に伝える必要はありません)を指定し、両側性刺激(タッピングなど)をしながら、ポジティブな体験を話します。その間に適宜、瞬きをします。数回そのことを繰り返し、ターゲットとなる記憶の苦痛度(SUDs)を確認していきます。

 

フラッシュテクニックの利点

 心理的負担の軽減: クライアントがトラウマを直接詳細に思い出す必要がないため、従来の方法よりも苦痛を感じにくいです。

迅速な効果: 他の心理療法と比べて短期間で成果を得られることが多いです。特に辛い記憶の感情的な負荷を素早く軽減するのに適しています。

安全性の高さ: トラウマの再体験が最小限に抑えられるため、不安やパニックを引き起こすリスクが低いとされています。

フラッシュテクニックの適用分野

PTSD(心的外傷後ストレス障害)

不安障害

パニック障害

恐怖症

感情的なトラウマや悲しみの処理

オンライン・カウンセリング

 状況や症状など特に限定することのない、傾聴を主としたものです。メンタル的に辛い状況の際には、方向性などがわからず、不安が強いことも少なくありません。また不登校やひきこもりなどについては他者に相談することで多くのヒントを得られることも少なくありません。そういった状況の方にはぜひご活用ください。会話をすることで改善していくこともありますし、どのようなカウンセリングでも信頼関係が大切です。お話をお聞かせいただいた上で適切な情報やエクササイズを適時提案させていただくことも可能となります。

禁煙カウンセリング

 禁煙は一時的なものではなく、一生に渡って続けていくものです。禁煙にはいろいろな方法がありますが、心理カウンセリングは強力なサポートツールとなります。その理由は、依存は身体的なものだけではなく心理的な側面が大きいからです。特に喫煙で恩恵を受けたという誤った記憶は禁煙の継続を阻害します。こうした記憶を修正していくことが渇望をなくし、禁煙を永続化させていくコツです。また同時に身体的な渇望にも対処していく必要があります。このカウンセリングでは禁煙セラピーをベースとして認知行動療法的な支援方法を多く入れています。禁煙は苦しみながらするものではありません。楽にやめていくことが大切です。ぜひこつを掴んで成功してみてください。回数は4回です。時間をかけて実施していきたい方におすすめです。途中で成功してしまえば、すべて実施する必要はありません。成功率に関しては様々な研究があります。ベースとしている禁煙セラピーの研究ですが、50〜70%くらいの結果が多いようです。禁煙セラピーでは最後に催眠を用いますが、このプログラムではEMDR-DeTURを参考に喫煙欲求の軽減を行います(TEAMSにて実施)。

 

内容1 喫煙・禁煙に関する基礎情報

内容2 喫煙に関する記憶についての介入

内容3 禁煙する不安についての介入

内容4 EMDRを用いた喫煙欲求の軽減

 

ストレス軽減のための心理療法

 メンタルヘルスの問題で多いものとされるものにはストレスや不安によるメンタルヘルスの不調があります。ストレスに起因するものや不安は心理療法で改善されることも多く、特に認知行動療法では不安に対して多くのエビデンスがあります。一方でエビデンスがクライエントにフィットすルトは限らないため、状況の確認やMMMPI-3といった心理テストを用いて適切な心理療法を提案させていただいております。提案できる心理療法としては以下のものがあります。

 

認知行動療法(不安やストレスに対して横断的に対処するプログラム:UP)

リラクゼーション技法(全般的に)

マインドフルネスストレス低減療法(反すうや緊張の強い方に)

EMDR・フラッシュテクニック(トラウマなど強いストレスが原因であれば用います)

セルフコンパッション(自責感や自己卑下などの傾向が強い場合に用います)

ソマティック・
エクスペリエンシング®

 ソマティック・エクスペリエンシング®(Somatic Experiencing®; SE™)とは、アメリカのピーター・ラヴィーン博士によってつくられたトラウマ・セラピーです。しかしこの療法は汎用性があり、トラウマだけでなく、不安症やストレスマネージメントとしても活用できます。主に身体感覚に注意を向けることによって症状の緩和をはかります。トラウマの治療にはさまざまなものがありますが、比較的安全に取り組めるセラピーとかと思います。カウンセリングは体験的なプロセスが大切です。身体感覚に意識を向けて緩やかにエネルギーを解放していきます。心理療法には思考から変化をしていく方法(トップダウン)と身体や感情に焦点をあてて治癒をめざしていく方法(ボトムアップ)があります。こちらは後者になります。トラウマ体験は抑圧されていることが多く、身体感覚に焦点を当てることによって抑圧されたエネルギーを解放できるようになります。身体に焦点をあてた心理療法としてはフォーカシングがありますが、こちらに近いものです。ソマティック・エクスペリエンシング®はこれに自律神経システムの理論をベースに、適量のストレスを加えることで自律神経の調整力を高める点が独創的といえます。実際のセッションは固定化されたものではないので、相談者様の状況に合わせながら対応していくことになります。

 

ソマティックエクスペリエンシングの主な効果

トラウマやPTSDの軽減

ストレス管理能力の向上

心のリラクゼーションと回復促進

セラピーの流れ

クライアントが安心できる環境を整える

身体の感覚や反応に意識を向ける練習

小さな変化を丁寧に感じ取り、解放を促進

 

 ソマティックエクスペリエンシングは、心理療法やボディワークに興味のある方、ストレスやトラウマに悩んでいる方におすすめのセラピーです。

心理テスト MMPI-3

●心理テスト MMPI-3
原則、オンライン対面で実施。40分程度

MMPI-3は、約100年にわたる研究の蓄積をもとに改訂され、2020年に国際版として発表されました。従来のMMPI-2やMMPI-2-RFと比べて、現代社会で増えているストレス問題、対人関係の

難しさ、気分の変動、身体症状と心理状態の関係などを、より適切に捉えることができるよう設計されています。

最大の特徴は、単なる性格テストではなく、心理的な「傾向」や「動き」を立体的にとらえる包括性にあります。
たとえば、不安の感じやすさ、抑うつ傾向、ストレスへの反応の仕方、自己イメージの持ち方、対人回避の傾向、衝動性、他者への敏感さなど、日常の困りごとと密接に関わる項目が整理され、複数の尺度から多角的に分析されます。

また、MMPI-3には「妥当性尺度」が備えられており、回答が無意識に偏っていないか、良く見せようとしすぎていないか、あるいは極端に悲観的になりすぎていないかといった点を精密にチェックします。
そのため、検査結果はより信頼性の高い形で個人の特徴を示します。

MMPI-3を受けることで得られるメリットの一例:

・自分でも気づきにくい心理的パターンを客観的に理解できる
・ストレスや不安の背景にある原因が整理される
・対人関係でつまづきやすいポイントが明確になる
・自己理解を深め、今後の行動や対処法につながる
・カウンセリングや医療支援を受ける際の指針となる

特に、気分の落ち込み、朝の起きづらさ、対人関係のストレス、過度の緊張、イライラ、身体症状と心理状態の関係など、現代に多い悩みに対して客観的な理解が進むため、心理的サポートの出発点として有用です。

当センターでは、検査の実施だけでなく、専門家が結果を丁寧に読み解き、日常生活でどのように活かせるかをわかりやすく説明します。自分の気質を理解し、今後の生活や人間関係をより良い方向へ整えたい方に、MMPI-3は大きな助けとなるツールです。