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禁煙

禁煙したい人の成功へのコツ 先行刺激の除去

先行刺激は薬物を使用を誘発する刺激のことをいいます。先行刺激は偶発的に入力される場合があります。たとえば覚醒剤依存者が喫茶店で砂糖をみたとき、覚醒剤を思い出して強烈な渇望反応が起こります。セックス依存ではポルノ映像をみるといてもたってもいられなくなります。このように強い渇望をもたらす先行刺激ですが、コントロールが可能なものもあります。覚醒剤では入手先の電話番号などです。こうした番号を控えておくと、いつでも買えるという意識がありますので、ちょっとしたストレスで渇望反応がおこります。しかしこのコントロール可能な携帯番号を削除するという行為をなかなか実施することができません。喪失感がそうさせないのです。お守りにとっておくと主張される方もいらっしゃいます。いったい何のお守りでしょうか。おそらくしんどくなった時に、何とかなるという気持ちかと思います。選択肢があるという安心感かもしれません。アルコール依存では、私としては飲酒に関連するもの、特にビールジョッキやおちょこ、急須といったものはすべて廃棄してもらいます。同様に禁煙セラピーではタバコ及び関連する器具はすべて持参していただき廃棄してもらいます。理由は先行刺激をなくしてしまうこと、また禁煙への決断としての証にもなります。こうすることで渇望反応を低下させることができます。しかしそれでも完全ではありません。先行刺激は至るところにあるからです。喫煙の場合はコーヒーが特に注意が必要です。たとえコーヒーと絶ったとしてもコンビニなどいたるところにコーヒーは販売されています。これを除去することは不可能です。したがって次の手段が必要となります。渇望反応がおこりそうであれば行動に切り替える、あるいは思考を積極的なもの、たとえば禁煙した後の成功したイメージなどを思い浮かべることもひとつの戦略になります。実は依存を根治させるためには後者の方が重要です。どういうことかというと渇望があったけれど報酬が与えられないことを繰り返すということです。これれを繰りかえすことによって渇望そのものが弱体化されるからです。