ブログBlog

ブログ | 広島のカウンセリング・心理療法 E-Life カウンセリングセンター

心理療法・カウンセリング

ポルノ依存

依存には覚醒剤やニコチンなどの物質依存と、ギャンブルやゲームといった行動の嗜癖があります。ポルノに関しては診断基準としてはないようですが、依存性という点では強烈なものがあります。特にインターネットによっていつでもポルノ映像が画像を手に入れることができることから、以前にあった羞恥心といったものがブレーキにはなりません。日本ではこうした問題はあまり指摘されることがないようですが、欧米・中東ではいろいろと話題になることが多いように思います。キリスト教やイスラム教の影響が強いからだと思われます。聖書やコーランには性に関する戒めが多くあるからでしょう。ところで性に関する問題を起こした人に実施するプログラムの中には、自慰行為を推奨するものもあります。自慰行為をすることで、性衝動を抑制することを狙っています。発達上の問題をもっている方では自慰行為をする年齢が遅いという研究もあったりしますが、自慰行為が性犯罪を抑制するのか疑問なところもあります。むしろ過剰な映像による影響や依存も気になるところです。
クーリッジ効果というものがあります。発情した雌マウスを雄マウスのいる箱にいれます。当然、雄マウスは交尾に夢中になります。しかしある程度行うと交尾の回数が減ってしまします。それを見計らって、今度は新しい雌マウスを入れます。すると交尾の回数は著しく回復します。この効果を人間にあてはめるのは行き過ぎかもしれませんが、ポルノはどんどん新しい映像を作りだしています。こうなると際限のない自慰行為にふけることになりますので、クーリッジ効果を人間にあてはめてみても大きな違いはないように思います。覚醒剤は法律が止めてくれます。タバコは社会が制限をかけます。ゲームは親が制限することができます。ギャンブルはお金の損失がさらなる依存行動を制限してくれます。アルコールは身体の負担によって制限がかけられます。ポルノはなにによって制限されるでしょうか。アブラハム信仰の文化であればそれがが抑制してくれるかもしれません。日本では現時点で本人の自覚ということになるでしょうか。