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心理療法・カウンセリング

不安症 注意の切り換え

不安症にも広場恐怖や社交不安、全般性不安などさまざまです。不安症は心理療法が寄与できる領域かと思います。パニック発作を伴う広場恐怖の場合は、意識が心臓の鼓動や呼吸などに過剰に意識がむいてしまいます。そこで心理療法のトレーニングとしては意識を身体の内側(内受容感覚)だけではなく、外(外受容感覚)に向けるトレーニングが必要になります。不安で電車や船に乗れない場合は、練習として乗客の様子や船の構造などに意識を向けていきます。こうした切り換えができるようになると不安の雪だるまのように大きくなることを抑制していきます。一方、他者が自分のことをどう思っているかと不安になってしまう場合は、外からの刺激の受容が過剰になっていることが考えられます。この場合は身体面に意識を向けていくトレーニングが重要になります。例えば呼吸に意識を向けたり、思考を観察することが重要です。そうすることで外からの刺激に対する過剰な受容を緩和していくようにします。