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心理療法・カウンセリング

緊急時のストレス低減法

リラクセーションはさまざまな技法があり、それぞれに意味がありますが、即効性のあるリラクセーションはかなり限られていることも多いのです。パニック障害の方の多くは過呼吸になりますが、パニック時に呼吸になかなか意識するのは難しいものです。また、呼吸を意識しても同時に動悸も意識されるため、不安が増幅する場合もあります。漸進的筋弛緩法も事前のトレーニングや意識変化には有用ですが、即効性となるとかなり限定されます。あえてあるとすれば四肢のムーブメントでしょうか。中村天風さんはヒマラヤの山奥でクンバカ法を開発されました。これをはじめて知った時に、こんなので効果あるのかと思いましたが、実際にやってみると即効性のあるものでした。どうしても個人差がありますし、このやり方が科学的な研究によって証明されているわけではないかと思いますが、特に目立った副作用もないことから、お試ししてみるのもいいかと思います。やり方はかんたんです。肩を下げ、お尻を締め、臍下丹田に力を込めることを同時にやることです。臍下丹田の方はいろいろな考えがあるようですが、呼吸をしっかり吐くことによって、丹田に力が入ると思います。怒りや恐怖など、感情が高ぶっているときは試すチャンスです。